インターナショナルナース

世界で、メディカルツーリストは1000万人にものぼると言われている。日本では、自国では受けられない高度な医療技術と細かなサービスを打ち出し、中国などのアジア圏の富裕層から支持を得ている。

メディカルツーリズムによって増える外国人患者に対して、語学が堪能な看護師(インターナショナルナース)やスタッフの需要も増えることが予想される。特に渡航者の多い中国人・韓国人に対応するため北京語、広東語、英語、ロシア語などのコミュニケーション力がある看護師の市場価値は高い。現在、患者数の多い中国語・韓国語に対応できる病院はまだまだ少ないのが現状だ。

日本国内の病院で働く外国人看護師も増えているが、国家試験の合格率は低く、年間の合格者は70名前後である。国家資格の条件に規定年数以上のビザの取得が条件とされているため、ビザの取得が大きな壁になっている国も少なくない。インターナショナルナースの更なる普及には、行政への働き掛けも重要な要素となるだろう。